社員の平均年齢は57歳って、どんな会社だと思いますか?
こんにちは。
あなたの「右うで」、あだちです。
「大切なのは、何を持っているかではなく持っているものをどう使うかである」と、アドラーは言いました。私が、あなたの経験を「価値」に変えるお手伝いをします。
今日は、
1.持っているものに注目し、生かす
2.平均年齢57歳の会社
についてお話したいと思います。
<持っているものに注目し、生かす>
突然ですが、以下の画像は何に見えますが?
そう、ドーナツですよね。
では、最初に見た瞬間、どこが一番気になりましたか?
たぶん、ドーナツの欠けた部分(誰かがかじってしまった部分)ではないでしょうか。
以前中学生向けの職業講話という取組で、同じよう質問したところ、全ての生徒が欠けた部分に反応しました。
そう、私たちは『無いもの』、『足りないもの』が気になります。
そして、どうしたらその部分を補えるのだろうかと思い悩み、ないものを得るために一生懸命努力してしまうのです。
先ほどのドーナツで言うと、9割りも残っているのに、1割の欠けた足りない部分が気になります。
そして、たった1割が欠けているがために、このドーナツは『不良品』、『価値のないもの』にされてしまうので。
あなたは、ご自身や周りの人にも同じような考え方や評価をしてしまっていないでしょうか?
・自分はパソコンのスキルがないからダメだ
・自分は英語が話せないからダメだ
・自分は、経理のことをわかっていないからダメだ
そして、会社の上司や部下、同僚、近所の人のことも
・あの人はすぐに口ごたえをするからダメだ
・あの人会議で発言しないからダメだ
・あの人は好きな事しかやらないからダメだ
いかがですか。
自分の思考や周りの人の会話を聞いてみて下さい。かんなささやきがたくさん聞こえますよね。
そして、この事で自分や他人のことを全否定してしまったり、足りない部分を補おうと、一生懸命努力するのです。
そう、持ってい大きなものに注目し、その価値を活用することもせずに、、、、、。
ここで、思考の転換が必要になります。
『ないもの』に注目してダメだダメだと苦しむのではなく、『今持っているもの』に注目して、その価値を活用して生き生きといきていく。
まさに、アドラーの言う、
「大切なのは、何を持っているかではなく持っているものをどう使うかである」
ですよね。
私やあなたようなベテランサラリーマンは、何十年ものサラリーマン生活の中で多くの経験を積み重ねてきました。
まさにこれが、『資産』であり、『価値(財産)』のベースとなるものなのです。
そしてこれは、人それぞれです。
皆それぞれが、あなたとは違う仕事をし、違う地域で生活し、違う友人を持ち、違う学びをしてきたのですから、「持っているものも」も「持っていないもの」もそれぞれ異なります。
だから他の誰かと比較して、「私はあの人を持っているものを持っていない」と、嘆く必要はないのです。
他人とは違う「あなただけが持っているもの」をどう使うのか?、そこなのです。
そして、あなだけが持っている貴重な経験(資産)について
・少し視点を変えて見直す
・別の要素を加えてみる
・領域を変えてみる
・・・
・・・
といった作用を加えることによって、「価値(財産)」に代わるのです。
この作業が、まさに「自分自身のビジネスモデル創り」であり、人生後半をいきいきと生きていく為にとても大切な作業になるのです。
<平均年齢57歳の会社>
現在、私の勤めている会社は、まさにこのような「自分自身のビジネスモデル」をもった人々が働く会社です。
人生前半では、多くの企業・大学・研究機関等の様々な専門分野で研究、開発に打ち込んできた人々が、一定の年齢を迎えたのちに、再びその専門知識と経験を生かし活躍しているのです。
私の会社のメイン事業は、「特許の先行技術調査」というもので、
・お得意様である特許庁からの受託
・新規に出された特許について、膨大なデータベースを検索したり、文献を読んで、先行する技術がないかどうかを調査
・調査レポートをまとめて特許庁審査官へ提示、説明
・物理、化学、機械、情報等、39の専門技術分野がある
のような特徴があります。
知っている人は知っていますが、ほとんど知られていないという、かなりニッチで面白い事業です。
上記のような業務内容ですから、長きにわたる経験と知識がと重要で、かつ私たちも求めるものですから、ミドル層、シニア層の年代の方が活躍されているわけです。
多くの企業では、
・55歳頃になると、そろそろ定年が見えてきて
・59歳になると、再雇用や出向等を迫れら
・60歳になると、低い時給で雇用され
・再雇用されても、会社には居にくい環境
となります。
しかし、私の勤める会社は全然違います。
正に平均年齢57歳の社員が主役の働き手であり、再雇用などという考え方はありません。
・応募年齢は不問
・55歳という年齢はまだまだ若手
・定年は69歳
・70歳以降は嘱託で雇用継続可能
・つい最近は67歳の新入社員が入社
まさに、「もっているものを使う」ことを実践し、自分自身のビジネスモデルの上で、いきいきと働いているのです。
そんな会社で、私は人材作用を担当しており、これまでにも数百人およぶミドル、シニアの方々の面接をしてきました。
そんな中で、ミドル、シニアが転職、再就職を成功させるためのポイントが見えてきました。
そして、ミドル、シニアが働く場はたくさんあり、且つミドル、シニアであるからこそ活躍できる場所・役割があるということもわかってきたのです。
どうです、そんな仕事や働き方、興味ありませんか?
今後、これらのことをもっと具体的にお伝えしていきたいと思います。
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ザ・コヒーレント(coherent)
代表:足立 和明
*共感・支えあい、思いやりのある
『コヒーレントな社会』(Coherent Society)
を目指しています。