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転職最前線! 現役採用担当者が教える「セカンドキャリア」の準備とは?

あなたは「セカンドキャリ」というものについて考えたことはあるでしょうか?
「まだまだ先の話でしょ」、「今の会社が面倒見てくれるさ」、「いざとなれば友達も沢山いる」、「AIに仕事が奪われる?」などなど、いろいろなイメージがあるかと思います。

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しかし、たった一度の人生、「一つの会社でやり通す」という選択もありますが、「色々な仕事にチェレンジし多くのスキルを身につける」という選択もあります。

結論は、40代から転職(セカンドキャリア)の準備が、充実したセカンドキャリ及びその先の生活(老後)にも効果的であると言うこと。

そうすることで、あなたは人生100年時代の戦略を立てることができるのです。今日は、そんな内容について書かれた以下の記事をご紹介します。

 

転職を12回経験した私が辿り着いた「セカンドキャリア」の答え あなたは一生同じ会社で働くんですか?

この記事は、yahooニュースで配信された「現代ビジネス:山崎 元」の記事です。

▪️セカンドキャリアに必要な3つの武器

セカンドキャリには、次の3つの武器が必要で、いずれも簡単に獲得できるものでないことから早めの準備が必要だとしています。

  • 仕事のスキル:例えば資格取得や専門分野の経験や知識
  • 仕事の顧客:独立起業する場合には、「顧客」が必要
  • 健康:困難や繁忙に耐えうる心身の健康

まさに、簡単には手に入れられないものですよね。

仮にこれらに近いスキルや顧客を持っていたとしても、いきなり会社を興したり、いきなりフリーランスとして独立したり、という選択はしばしばリスクが大き過ぎます。やはりリスク管理が必要となりますよね。

▪️12回の転職とセカンドキャリア戦略

この記事の筆者「山崎 元」氏は、12回の転職経験があるのですが、その転職の末にたどり着いた「セカンドキャリア戦略」があるとの事。

そのポイントは、当時の三和総研で以下のような複数の仕事、「複業」をする環境を作った事なのです。

  • (A)年俸設定は前職の半分以下
  • (B)その代わり副業は自由
  • (C)勤務時間も自由
  • (D)話したり・書いたりする内容も自由

サラリーマンの立場と給料でリスクヘッジを掛けながら副業を生み・育てるための環境です。今の時代、企業経営者や従業員の中で、少しづつ「複業」や「副業」の認知度が高まってきましたが、10年以上前にこのようなスタイルを作ったのは先進的だったのではないでしょうか。

そして、筆者は次のように話しています。

本業の収入が減った分を補うために、知り合いが作ったベンチャー企業に関わったり、別の知り合いが経営する企業年金関係のコンサルティング会社に顧問として勤めて給料を貰ったりといった、複数の会社に勤務する形態を試してみた。

 これらは、それほど長く続かなかったが、原稿や本を書いたり、講演をしたり、テレビ等に出演したりといった仕事が増えて、「経済評論家」の名刺を作って仕事をするようになり、こちらの方が忙しくなり、UFJ総研(三和総研から改名)の収入や仕事時間よりも、評論家のウェイトが大きくなった。

早い段階で「複業」環境を整え、収入と時間のバランスやリスクを考慮しながら色々な仕事にチャレンジしたり、自分にあった働き方を模索するというスタイル。まさに長く働いてゆための戦略と言えます。

セカンドキャリアの目的は、「将来、自分がマイペースで働くことが出来る「場」と「仲間」を作ることが、自分にとってはこの会社の大きな目的だ」と語っていますが、とても共感できます。

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リンダ・グラットンは、「LIFE SHIFT」という著作の中で、100年生きてゆくたのキャリア戦略について語っています。

40代、60代、80代、・・・といった様々な世代において、キャリアを変化させながら生活し、「幸せ」な人生を送ることの大切さが語られています。

あなたもこの記事を参考に、セカンドキャリア戦略を立てて見てはいかがでしょうか?

セカンドキャリ戦略のための情報を発信していますので、是非ご覧ください。

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