人材サービス業界の動向と転職適齢期(2)
こんにちは。
あなたの「右うで」、足立です。
さて、前回は「人材サービス業界の動向」についてお伝えしました。
多くの人材サービス会社が立ち上がり、わたしやあなたのような人材を『商品』と考えて、転職市場に流通させようと狙っています。
その為、多くの広告やテレビCMが目に飛び込んでくるのです。
・年収2000万以上のハイクラス転職
・役員クラスの待遇
などなど。
それもそのはず、人材サービス市場は、市場規模9兆円のとても美味しい市場なのですから。
しかし、このような甘い言葉に惑わさせれて、単なる市場の肥やしになってしまってはいけません。
是非とも、自分の経験価値を生かして、幸せな、やりがいのある仕事へと転職・再就職を成功させたいものです。
そのために大切なことは、
・募集企業のことをよく知り
・スカウトされるような自己表現をし
・面接で価値を伝える
事です。
最近では、どの人材サービス会社もWEBを使ったエントリーシステムを用意しておを、このシステムを使って応募者と企業を繋げています。
ですから、紙の履歴書や経歴書を仕上げる前に、WEBシステムへあなたの情報を登録して募集企業に見つけてもらい、そしてスカウトしてもらう必要があるのです。
整理すると、ファーストコンタクトまでのステップは、
・人材サービス会社や募集企業のWEBサイトへあなたの情報を登録する
・募集企業の検索に引っ掛けてもらう
・スカウトしてもらい履歴書、経歴書を送る
・面接の機会を得る
なのです。
よく、履歴書・経歴書の書き方や面接のポイントを教えるコンサルタントはいるのですが、それはまだ先の話。
その前に、ますは検索で引っ掛けてもらう事がとても大切なのです。
ところで、私は特許調査という、少々聞き慣れない仕事をしている会社で採用活動をしているのですが、業務にマッチした人材採用に日々くろうしています。
『募集企業』という店で参考になるかとおもいますので、私がWEBを使ってどんな検索をし、どのように面接までもっていくかをご紹介したいと思います。
私の会社で採用したい人材属性は、
1.特定の技術分野に関して、豊富な研究・開発経験を持っている
2.特定の技術分野に関して、幅広い専門知識を持っている
3.多少なりとも特許を読んだり書いたりした事がある
4.それなりのITスキルがある。PC、メール、Microsoft officeなど
5.円滑なコミュニケーション能力がある
ですが、このような仕事の特性から一般企業である程度のキャリアを積んだ中高年の転職、再就職がメインになります。
そこで、このような会社の への転職、再就職適齢期ですが、私は55歳、59歳、60歳〜64歳あたりが適齢期なのではないかと考えています。
55歳というと、
大手の企業では役職定年、一般社員であればそろそろ60歳という定年が見えはじめ、企業もセカンドキャリアの話題を提供し始める頃
59歳というと、
定年を翌年に控え、『再雇用により現行企業に留まる』か、『転職』するか、『一旦リタイヤ』するかの、選択を迫られる時期
60〜64歳というと、
再雇用で同様の会社に留まったものの、収入も1/3となり、つまらない間接業務ばかりで、会社から望まれているわけでもない。そろそろ、再起かリタイアを選択する時期
という具合で、私の会社にとってはこのような年代の方々が転職即決に結びつく人材になります。
このような事情は、業界、企業によっても異なりますので、あなたも是非応募しようとする企業と特性を調べてみてください。
ということで、私はBizReachを使って、転職適齢期を迎えている応募者を検索しているわけです。
BizReachでざーっと検索してみると、
20代 11%
30代 35%
40代 30%
50〜54 11%
55以上 12%
55歳 5000人
59歳 3000人
60歳〜64歳 9000人
で、私の会社ての採用活動の母集団となる応募者は15000人以上となります。
そして、ここからさらに様々なキーワードで絞り込んでいくのですが、スカウトにいたるかどうかは、あなたが登録したプロフィールや経歴に含まれる『キーワード』によってくるのです。
次回からは、採用担当者の検索にヒットするようなプロフィールや経歴情報の作り方につい。ご紹介します。
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