「自分は潰しが利かない」なんて思っていませんか?
おはようございます。
中高年の転職・再就職を成功に導く専門家、「転職の右うで」、足立和明(あだちかずあき)です。
「潰しが利かない」という言葉、よく聞きますよね。
例えば、何か新しいことにチャレンジしようとしたり転職を考える際に、「俺のやってきた仕事は営業一筋で、潰しが利かないからな〜」、なんていう使い方です。
今日は、「自分は潰しが利かない」を「自分は潰しが利く」に変える方法についてお伝えします。
さて、「潰し」ですが、それを辞書で調べると次のように書かれています。
潰し」とは、金属製の器物を溶かして地金にすること。金属製品は潰しても再び役立つことからたとえていう。
なるほど、資源の再利用といったイメージですね。
さて、この考え方を私たちの転職に例えてみると次のように考えることができます。
・これまでの人生経験や職歴、専門知識などを棚卸し、再利用可能な要素を見つける
・再利用可能な要素を「溶かして地金」にする → 客観的な能力として定義する
・「客観的な能力」を新たなキャリアへ適用する
まさにこれが、「キャリアチェンジ」なのです。
そして、ここで定義した「地金」=「客観的な能力」がポータブルスキルです。
あなたが「潰しが利かない」なんて考えていることも、ポータブルスキルを定義することによって「潰しが利く」ようになり、キャリアチェンジが可能となります。