『あなたの右うで』 50歳〜60歳の転職・再就職を成功に導くブログ

年間200人以上の採用面接を行った実績から、50歳以上の転職・再就職を成功に導く専門家。『あなたの右うで』

中高年なら「キャリアチェンジ」がオススメです

こんにちは。

中高年の転職・再就職を成功に導く専門家、「転職の右うで」、足立和明(あだちかずあき)です。

 

今日は、中高年世代の転職で目指す「次なるキャリア」についてお話ししたいと思います。

 

そのポイントは、「キャリアチェンジ」、「キャリアリターン」と「ポータブルスキル」の三つです。

 

転職のパターンは、次の図のような4つのパターンに分類されます。

 

① 同業界・同業種への転職(キャリアリターン)

  一つは、若手が待遇改善や報酬アップを求めて転職する

  もう一つは、一旦転職したものの、やはり元の得意分野へ戻る

② 同業界・異業種、異業種・同業界への転職

  これまで蓄積したキャリを軸に、将来を見据えて新たなスキルを身につける

③ 異業界・異業種への転職(キャリアチェンジ)

  これまで蓄積したキャリを活用(見方を変えて)し、全く異なる業種・業界へ

 

さて、中高年が次なるキャリアを目指す場合には、どのパターンがいいのでしょうか?

 

私がオススメするのは「キャリアチェンジ」と「キャリアリターン」です。

 

<キャリアチェンジ>

長年蓄積した業界・業種ノウハウ(経験や専門知識)は貴重な財産ですが、同じ業界や業種へ適用しようとした瞬間、その価値は半減し色あせたものになってしまいます。

・他者との競争にさらされ、相対的に見劣りしてしまう

・若手との競争により、年齢が大きなハンディキャップとなる

 

中高年になって、再び激しい競争環境の中で自分の価値を下げる必要はありません。

異業種・異業界にこそあなたの価値を評価し必要としている場が、必ずあります。

 

<キャリアリーターン>

止むを得ない理由から、あなたのスキルとは無縁の現在の仕事に就いたのかもしれません。

・定年を控え、転職活動したものの転職先が見つからず、止む無く再雇用を選択

・やりたい仕事を追い求めたがなかなか就職先が見つからず、手っ取り早い「警備、マンション管理」に飛びついた

 

もう一度じっくり考え、あなたの経験、資産を棚卸ししましょう。

そうすることで、再びあなたの強みを発揮し、楽しく生き生きと働ける場が必ず見つかります。

 

以上お話しした「キャリアチェンジ」と「キャリアリーターン」に必要なもの、それが「ポータブルスキル」です。

 

何処へでも持ち運び可能な、あなた自身の身についた「スキル」、それが「ポータブルスキル」であり。あなた自身の「価値」、「ビジネスモデル」となるのです。

 

あなたが「キャリアチェンジ」と「キャリアリーターン」を実現するステップは、

 

・あなたの経験、資産の棚卸し

・あなた「ポータブルスキル」を明らかにする

・あなた自身の「ビジネスモデル」を構築する

 

なのです。