中高年なら「キャリアチェンジ」がオススメです
こんにちは。
中高年の転職・再就職を成功に導く専門家、「転職の右うで」、足立和明(あだちかずあき)です。
今日は、中高年世代の転職で目指す「次なるキャリア」についてお話ししたいと思います。
そのポイントは、「キャリアチェンジ」、「キャリアリターン」と「ポータブルスキル」の三つです。
転職のパターンは、次の図のような4つのパターンに分類されます。
① 同業界・同業種への転職(キャリアリターン)
一つは、若手が待遇改善や報酬アップを求めて転職する
もう一つは、一旦転職したものの、やはり元の得意分野へ戻る
② 同業界・異業種、異業種・同業界への転職
これまで蓄積したキャリを軸に、将来を見据えて新たなスキルを身につける
③ 異業界・異業種への転職(キャリアチェンジ)
これまで蓄積したキャリを活用(見方を変えて)し、全く異なる業種・業界へ
さて、中高年が次なるキャリアを目指す場合には、どのパターンがいいのでしょうか?
私がオススメするのは「キャリアチェンジ」と「キャリアリターン」です。
<キャリアチェンジ>
長年蓄積した業界・業種ノウハウ(経験や専門知識)は貴重な財産ですが、同じ業界や業種へ適用しようとした瞬間、その価値は半減し色あせたものになってしまいます。
・他者との競争にさらされ、相対的に見劣りしてしまう
・若手との競争により、年齢が大きなハンディキャップとなる
中高年になって、再び激しい競争環境の中で自分の価値を下げる必要はありません。
異業種・異業界にこそあなたの価値を評価し必要としている場が、必ずあります。
<キャリアリーターン>
止むを得ない理由から、あなたのスキルとは無縁の現在の仕事に就いたのかもしれません。
・定年を控え、転職活動したものの転職先が見つからず、止む無く再雇用を選択
・やりたい仕事を追い求めたがなかなか就職先が見つからず、手っ取り早い「警備、マンション管理」に飛びついた
もう一度じっくり考え、あなたの経験、資産を棚卸ししましょう。
そうすることで、再びあなたの強みを発揮し、楽しく生き生きと働ける場が必ず見つかります。
以上お話しした「キャリアチェンジ」と「キャリアリーターン」に必要なもの、それが「ポータブルスキル」です。
何処へでも持ち運び可能な、あなた自身の身についた「スキル」、それが「ポータブルスキル」であり。あなた自身の「価値」、「ビジネスモデル」となるのです。
あなたが「キャリアチェンジ」と「キャリアリーターン」を実現するステップは、
・あなたの経験、資産の棚卸し
・あなた「ポータブルスキル」を明らかにする
・あなた自身の「ビジネスモデル」を構築する
なのです。