「中高年は潰しが利きます」。中高年転職で大切な視点とは?
おはようございます。
中高年の転職・再就職を成功に導く専門家、「転職の右うで」、足立和明(あだちかずあき)です。
今日は、私たちが中高年が次なるキャリアを考える際に、ついつい陥りがちな「罠」についてお伝えします。
それはズバリ!、
「自分が主役となる、ステータスを求めてしまう」ということです。
特に、なの知れた大企業出身者や部長、役員といった役職経験者に多いですね。
セカンドキャリアにおいても、ついつい
・有名な大企業でないと体裁が・・・・・
・大企業で役職者として実績のある私なら、これまでと同じ待遇に就けるはず
・これまでに輝かしい実績や経歴は、どこの企業にも認められるはず
・今更平社員からでは・・・・・
と考えてしまします。
しかし、このような考えで実際に転職活動をしてみると、そうはいきません。
特に、大手企業は次のような状況にあるのです。
・多くの社員を抱えており、中堅・若手にチャンスを与えたい
・人材は豊富である
・次から次へと新人を雇い、新陳代謝を図っている
・・・・・
などなど。
いかがでしょうか。あなたがこれまで務めた企業や、在職中の企業でも同じような状況にあるのではないでしょうか。
そこで大切なのが、視点を変えること。
自分のキャリを必要としてくれている企業と出会うことが何よりです。
その為には、
・自分の経歴を、「業種・業界」視点ではなく「何ができるか」という視点で捉え直すこと
・再就職を目指すのであれば、「自分が主役」ではなく、「右うで」、「片うで」、「番頭」
といった「サーバント」を目指す
*起業する場合はあなたが主役ですがね
といった具合の、キャリアの転換が必要になります。
まさにこれが「キャリアチェンジ」です。
「キャリアチェンジ」を目指すことで、あなたの仕事の可能性は大きく広がります。
そして「キャリアチェンジ」を実現するポイントが「あなた自身のビジネスモデル」を創り上げることなのです!
「潰しが利く転職」キャリアチェンジ
おはようございます。
中高年の転職・再就職を成功に導く専門家、「転職の右うで」、足立和明(あだちかずあき)です。
「潰しが利かない」から「潰しが利く」へ変革するためには、どのような思考の転換が必要なのでしょうか?
今日は、その変革の一つの考え方「キャリアチェンジ」についてお伝えします。
転職のパターンは、
(1)同業界・同業種への転職
(2)同業界:異業種への転職
(3)異業界・同業種への転職
(4)異業界・異業種への転職
でしょうか。
さて、このキャリアチェンジを成功させるポイントは3つです。
まさに、上記(2)、(3)、(4)がキャリアチェンジと言えます。
<同業界:異業種への転職>
「営業」から同業界の「販促企画」や「マーケティング」へ、「エンジニア」から同業界の「プロデューサー」「コンサルタント」へ、「店長・支配人」から同業 界の「スーパーバイザー」へ、といったパターンです。前職の経験が生かせるので「チェ ンジ」の振れ幅はもっとも小さいといえます
<異業界・同業種への転職>
経理、人事、法務、広報・IR、経営企画といった管理部門のスペシャリストにと って、これまでと異なる業種の会社に転職するのは一般的。また、IT(情報技術)業界で キャリアを積んだ人が、事業会社のシステム部門に転職するケースなどです
<異業界・異業種への転職
「課題分析力」「企画力」「マネジメント力」といった「ポータブルスキル(持ち運び できるスキル)」を生かすことで、異業界・異職種に転身するパターンで、「ポータブルスキル」が重要なポイントとなります
あなたは、どんな転職パターンを目指すでしょうか?
特に、中高年の豊富なキャリアをお持ちの方々は、キャリアチェンジが最適ではないでしょうか?
中高年なら「キャリアチェンジ」がオススメです
こんにちは。
中高年の転職・再就職を成功に導く専門家、「転職の右うで」、足立和明(あだちかずあき)です。
今日は、中高年世代の転職で目指す「次なるキャリア」についてお話ししたいと思います。
そのポイントは、「キャリアチェンジ」、「キャリアリターン」と「ポータブルスキル」の三つです。
転職のパターンは、次の図のような4つのパターンに分類されます。
① 同業界・同業種への転職(キャリアリターン)
一つは、若手が待遇改善や報酬アップを求めて転職する
もう一つは、一旦転職したものの、やはり元の得意分野へ戻る
② 同業界・異業種、異業種・同業界への転職
これまで蓄積したキャリを軸に、将来を見据えて新たなスキルを身につける
③ 異業界・異業種への転職(キャリアチェンジ)
これまで蓄積したキャリを活用(見方を変えて)し、全く異なる業種・業界へ
さて、中高年が次なるキャリアを目指す場合には、どのパターンがいいのでしょうか?
私がオススメするのは「キャリアチェンジ」と「キャリアリターン」です。
<キャリアチェンジ>
長年蓄積した業界・業種ノウハウ(経験や専門知識)は貴重な財産ですが、同じ業界や業種へ適用しようとした瞬間、その価値は半減し色あせたものになってしまいます。
・他者との競争にさらされ、相対的に見劣りしてしまう
・若手との競争により、年齢が大きなハンディキャップとなる
中高年になって、再び激しい競争環境の中で自分の価値を下げる必要はありません。
異業種・異業界にこそあなたの価値を評価し必要としている場が、必ずあります。
<キャリアリーターン>
止むを得ない理由から、あなたのスキルとは無縁の現在の仕事に就いたのかもしれません。
・定年を控え、転職活動したものの転職先が見つからず、止む無く再雇用を選択
・やりたい仕事を追い求めたがなかなか就職先が見つからず、手っ取り早い「警備、マンション管理」に飛びついた
もう一度じっくり考え、あなたの経験、資産を棚卸ししましょう。
そうすることで、再びあなたの強みを発揮し、楽しく生き生きと働ける場が必ず見つかります。
以上お話しした「キャリアチェンジ」と「キャリアリーターン」に必要なもの、それが「ポータブルスキル」です。
何処へでも持ち運び可能な、あなた自身の身についた「スキル」、それが「ポータブルスキル」であり。あなた自身の「価値」、「ビジネスモデル」となるのです。
あなたが「キャリアチェンジ」と「キャリアリーターン」を実現するステップは、
・あなたの経験、資産の棚卸し
・あなた「ポータブルスキル」を明らかにする
・あなた自身の「ビジネスモデル」を構築する
なのです。
「自分は潰しが利かない」なんて思っていませんか?
おはようございます。
中高年の転職・再就職を成功に導く専門家、「転職の右うで」、足立和明(あだちかずあき)です。
「潰しが利かない」という言葉、よく聞きますよね。
例えば、何か新しいことにチャレンジしようとしたり転職を考える際に、「俺のやってきた仕事は営業一筋で、潰しが利かないからな〜」、なんていう使い方です。
今日は、「自分は潰しが利かない」を「自分は潰しが利く」に変える方法についてお伝えします。
さて、「潰し」ですが、それを辞書で調べると次のように書かれています。
潰し」とは、金属製の器物を溶かして地金にすること。金属製品は潰しても再び役立つことからたとえていう。
なるほど、資源の再利用といったイメージですね。
さて、この考え方を私たちの転職に例えてみると次のように考えることができます。
・これまでの人生経験や職歴、専門知識などを棚卸し、再利用可能な要素を見つける
・再利用可能な要素を「溶かして地金」にする → 客観的な能力として定義する
・「客観的な能力」を新たなキャリアへ適用する
まさにこれが、「キャリアチェンジ」なのです。
そして、ここで定義した「地金」=「客観的な能力」がポータブルスキルです。
あなたが「潰しが利かない」なんて考えていることも、ポータブルスキルを定義することによって「潰しが利く」ようになり、キャリアチェンジが可能となります。