【右うで通信:117】本当に中高年の就職先なんてあるの?
こんにちは。
中高年の転職・再就職を成功に導く専門家、「転職の右うで」、足立和明(あだちかずあき)です。
今日は、あなたの心の叫び「本当に中高年の就職先なんてあるの?」について考えてみたいと思います。
事実私は、40歳、44歳、54歳と中高年時代に4回も転職してきたのですが、どのようにして転職したのか?
転職する場合のきっかけや方法は色々あるかと思いますが、私場合は、
・40歳
きっかけ:やりたい仕事を求めて、方法:知り合いを通じて
・44歳
きっかけ:仕事の進め方が合わなかった、方法:知り合いを通じて
・54歳
きっかけ:将来の安定性を考えて。方法:知り合いを通じて
なんと、考えてみると全て「知り合いを通じて」の転職でした。
世の中の転職の方法には、
・無料人材サービスの利用(転職サイトへの登録)
・有料人材サービスの利用
・ハローワーク
・知人、友人経由
などがありますが、実は「知人・友人経由」が最適だと言われています。
これは、次の理由によります。
・企業の視点:コストをかけずに採用でき、社員経由なので信頼できる
・応募者の視点:企業のことを良く理解でき、入社後も溶け込みやすい
特に、中高年の転職の場合には、知人・友人経由が安心ですよね。
且つ、求人情報が公開されていなくても、知人・友人経由の良い人材であれば、採用しようという企業は多いのです。
実は、大手の求人媒体や人材サービスへ公開される求人情報は、求人企業の人事部等が公式に募集する情報で、社内の人材不足や事業戦略に基づいた公式求人なのですが、組織の現場においては、公開されていない潜在的な求人欲求があるのです。
この「潜在的な現場組織の求人欲求」とは、企業の公式としては募集しないが、個々の組織において予算を持ちながら人材を採用するというもので、この求人こそが友人・知人等の人的繋がりを経由して実現されているのです。
「潜在的な現場組織の求人欲求」は、人材像や求めるスキルも明確ですので、人材のマッチング度も高く、且つ就業後の双方の満足度も高いと言われています。
皆さんも、是非人的繋がりを活用して「潜在的な現場組織の求人欲求」を探してみては井赤賀でしょうか?